歯のこと
2015. 07. 23
虫歯になりにくい人は、歯周病になりやすい?
これは、口腔内をみていると、日々感じることが多いです。
もちろん、必ずというわけではありませんが。
個人個人に、口腔内の細菌の組成が違うんです。
食生活に影響されることが多いですが、
口腔内の糖分を餌に、酸を作る菌がいます。
この菌が多いと、どんどん酸性になり、歯が脱灰します。
そして、虫歯になります。
この時、歯周病を引き起こす菌というのは、酸性下では生き残ることが難しくなります。
その結果、歯周病になりにくい。
逆に、虫歯が少なかったり、口腔内の菌叢が虫歯菌が少ないとき、
口の中を酸性に傾ける頻度が減るため、アルカリ性になります。
アリカリ性に近づくと、唾液が石灰化しやすくなり、歯石がつきやすくなります。
それが、歯周病になりやすくする。
きちんと、お手入れされて、両方ともかかっていない方もいます。
「虫歯もないし、しばらく歯医者にいってないな〜」
検診にいってみてもいいかもしれませんね。