こんにちは。神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックです。
インビザラインには保定期間と呼ばれる期間があります。この期間をしっかりと歯科医師の指示通りに過ごさないと美しい歯並びを手に入れることはできません。
今回は、インビザラインの保定期間について、解説します。
インビザラインにおける保定期間とは?しないとどうなる?
矯正治療が終了した直後は、歯の周辺が不安定な状態です。そのまま放置していると、せっかく理想的な位置に動かした歯並びが悪い歯並びに戻ってしまいます。この現象が「後戻り」です。
後戻りを防ぐために、保定装置を装着して歯並びを固定します。この期間を保定期間と呼びます。
保定装置を使うときに注意することは?
お口の中を清潔に保つ
インビザライン治療の期間中と同じく、お口の中を清潔に保つことが必要です。
毎日の歯磨きの時には、デンタルフロスや歯間ブラシも併用しましょう。数ヶ月に一回、歯科医院で後戻りが起こっていないか確認してもらい、虫歯や歯周病になっていないかの定期検診も行いましょう。
食事の際は取り外す
保定装置は食事の際には取り外しましょう。
取り外し可能なタイプの保定装置を使用している場合は、食事の時は取り外しましょう。コーヒーなど濃い色の飲み物を飲む時に装着していると、保定装置が着色してしまう可能性があります。
お手入れは定期的に
一日のうち大半をお口の中に入れている装置をケアしないと、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。
歯ブラシを使って優しく磨いたり、水やぬるま湯で流したりしましょう。歯磨き粉には研磨剤が入っていて装置が傷ついてしまうので、使用しないようにしましょう。また、洗い流すときに熱湯を使うと変形する危険があります。
注意点として、歯ブラシを使用する際は歯磨き粉を使用しないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。矯正で手に入れた美しい歯並びを後戻りさせないためには、保定期間に保定装置をしっかり装着することが大切です。虫歯や歯周病に罹らないために、お口の中も保定装置も清潔に保ちましょう。当院でもインビザラインを採用しています。気になる方は、ぜひ一度お問い合わせください。