当院の矯正治療について
矯正治療で使用する装置には、いくつか種類があります。
それぞれ特徴があり、患者さんの歯並びやご希望などに合わせて選択していきます。
当院では、マウスピース型の矯正装置”インビザライン”を使用しております。透明なマウスピースを使用しているため、見た目を気にすることなく矯正治療を始めていただけます。
インビザラインは、アメリカのアライン社が開発し、全世界で多くの方が使用している矯正装置になります。実績があるからこそ、多くの症例に対応しており、安心してご使用いただける矯正装置です。(一部症例では、インビザラインの対応が難しい場合もございます)
今までのワイヤー矯正でデメリットになっていた部分がなくなり、
矯正治療を始めやすくなりました。
患者さんに管理をお願いする部分もありますが、
しっかりと効果を発揮するために当院でサポートしていきますのでご安心ください。
マルチブラケットと呼ばれる装置を歯1本1本に装置をつけ、ワイヤーを使い歯を並べていきます。歯医者でワイヤーを調整し、少しずつ力をかけていくことで歯が動き治っていきます。
その場の判断で調整を行うことができ、どの症例にも合わせて使うことができます。痛みや装置の違和感は感じやすいですが、固定装置ですので確実に歯並びを治していくことができます。
裏側矯正は、歯の裏側に装置をつけワイヤー矯正治療を行ってきます。
ワイヤー矯正と同じようにしっかり力をかけ歯を動かすことができます。舌に装置が当たりやすい場所に装置をつけるため、違和感や喋りにくさはでてきます。表側のワイヤー矯正よりも口が閉じやすく見た目を気にしなくていいのがメリットです。
取り外しの装置を使う自信のない方・目立ちにくい矯正をご希望の方におすすめです。
歯並びが悪い状態のことを不正咬合(ふせいこうごう)と言います。
歯の角度や向きだけでなく、骨格的な顎の位置やバランスの状態もみていきます。
不正咬合は、見た目だけではない問題もでてきます。
患者さんのお悩みを解決するためにも矯正治療をご提案させていただくことがあります。
歯と顎の大きさのバランスが悪く、小さい顎に大きな歯が生え、スペースが足りずガタガタになっている歯並びです。
歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病になりやすいです。
上顎が前に出ており、出っ歯とも言われる歯並びです。前歯がでている方も多く、唇の間から前歯が見えやすい歯並びになります。
口が開きやすく口呼吸になっていることが多く、口が乾燥したり鼻が詰まりやすかったりします。また、前歯が出ており、転んだ時に欠けたり折れたりしやすいです。
下顎が前に出ており、受け口になっている歯並びです。
骨格的に下顎が大きい方は、身長が伸びている時期に下顎が前に伸びていきやすく、成長が止まるまで矯正治療を始めないこともあります。
上下顎とも前に出ている歯並びで、口が閉じにくく、横から見たときに口元が前方に突き出した形になります。
奥歯でかみ合わせたときに前歯がかみ合わない状態のかみ合わせになります。食事がしにくい・発音しにくいなどの障害もでてきやすいかみ合わせです。
指しゃぶりや舌の癖が大きく影響しており、癖の改善を行う必要があります。癖の改善は難しく、早めに介入し治療を行うことをおすすめいたします。
奥歯でかみ合わせたときに上の前歯が下の前歯を覆ってしまい下の前歯が見えないかみ合わせになります。奥歯の負担が大きく、前歯だけの改善ではなく奥歯のかみ合わせから改善していく必要があります。
歯と歯の間に隙間が開いており、すきっ歯になっている歯並びです。かみ合わせが安定しており、隙間を閉じるだけでしたら比較的治療期間が短く済みます。
先天的に歯の本数が足りない状態を言います。何らかの原因で歯が作られず永久歯の歯の本数が足りない方は、10人に1人くらいいると言われています。どの歯がないのかによって治療内容は変わり、矯正治療だけではなく審美治療を併用することもあります。
また、永久歯が6本以上ない場合は「先天性部分無歯症」と呼ばれる先天性疾患に認められるため、矯正治療が保険適用になります。
矯正歯科の流れ
患者さんのお悩みや気になっている部分をお聞かせください。
患者さんの現状を知り、治療計画を立てるための資料取りをしていきます。
治療内容・治療計画についてお話しさせていただきます。
ご不明点がないように患者さんに分かりやすくご説明させていただきます。
装置の説明や使用方法・注意事項などのお話をさせていただきます。
ご納得いただいてから、矯正治療をスタートします。
矯正治療スタート後は、定期的に通院していただき、進捗状況を確認いたします。
保定といって、後戻り防止の装置を入れておきます。
矯正終了後も歯並びが安定しているか、後戻りがないかなどの確認をしていきます。
矯正歯科に関するよくある質問
Q.
A.
矯正装置によって、通院頻度が変わってきます。インビザラインは、1~3ヵ月に1回の来院と通院間隔が長めでも問題ありません。ワイヤー矯正は、基本1か月に1回の来院になる場合が多いです。
あくまで目安ですので、治療内容や進行状況によって通院頻度は変わってきます。
Q.
A.
歯並びによって異なっていきます。一般的には2~3年と言われています。
Q.
A.
お子さんの矯正治療も可能です。歯並びや生え変わり・成長などをみつつ、矯正治療を始めるタイミングを考えていきます。適切なタイミングで矯正治療が行えるようにご案内していきます。
Q.
A.
どの矯正装置も虫歯のリスクが上がります。歯磨きなど丁寧に行い、虫歯にならないよう管理をお願いいたします。その他、装置の使用方法や注意事項など矯正治療前にお話しさせていただきますので、きちんと守り治療を進めていきましょう。
Q.
A.
歯並びによっては、部分矯正のご案内も可能です。見た目だけでなくかみ合わせも確認し、治療内容を決めていきます。まずは、相談時に患者さんのご希望をお聞かせください。ご希望も考慮して治療についてご案内させていただきます。
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