歯のアイコン
menu

column

コラム

インビザラインの治療前に抜歯をしたあとの注意点

こんにちは。神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックです。

インビザライン治療を始める前に、歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要になることがあります。抜歯は多くの方にとって緊張するイベントですが、大切なのは「抜歯後のケア」です。特に翌日以降の過ごし方によって、治癒のスピードやその後の矯正治療の進行にも影響が出る可能性があります。

今回は、インビザライン治療前に抜歯を受けた後、翌日以降に気をつけるべきポイントについて詳しく解説します。

抜歯後の翌日から気をつけたいこと

傷口を安静に保つ

抜歯した部分には自然と血のかたまり(血餅)ができ、それがかさぶたのような役割を果たします。これが剥がれてしまうと、「ドライソケット」と呼ばれる強い痛みを伴う状態になることも。そのため、舌や指で傷口を触らない、強くうがいしすぎない、ストローの使用を避けるなど、刺激を与えないことが大切です。

食事は柔らかく刺激の少ないものを

抜歯の翌日以降も、傷口が完全にふさがるまでの数日は硬い食べ物や辛いもの、熱すぎるものは避けましょう。噛む際の刺激や食べ物が直接患部に触れることで、治癒が遅れる原因になることもあります。
雑炊、うどん、柔らかく煮た野菜などが理想的。また、食後は傷口に食べかすが詰まりやすいため、やさしくうがいをして清潔を保つようにしましょう。

歯みがきは慎重に

抜歯当日は出血防止のため避けていた方も、翌日以降は周囲の歯を丁寧にブラッシングすることが重要です。ただし、傷口を直接触れないよう、柔らかめの歯ブラシを使ってやさしくケアしてください。
口の中が清潔でないと、細菌が傷口に入り炎症を起こす可能性があるため、丁寧なケアを心がけましょう。

痛みや腫れが長引くときは歯科医院へ

通常、抜歯後の痛みや腫れは2〜3日で和らいでいきます。しかし、痛みが強くなったり、1週間以上腫れや出血が続くような場合は、何らかのトラブルが起きている可能性があります。我慢せず、必ず歯科医院に連絡・相談しましょう。自己判断で市販薬を使い続けたりするのは避けてください。

マウスピース矯正の開始は医師の指示に従って

インビザラインは抜歯後の治癒状況を見ながら、タイミングを見計らって治療をスタートします。急ぎすぎるとマウスピースが合わなかったり、痛みが出たりすることもあるため、注意が必要です。抜歯後の経過をしっかりチェックしながら、ベストなタイミングで治療を開始することが、成功への第一歩です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。インビザライン治療に向けた抜歯は、きれいな歯並びを実現するための大切なステップですが、その後の過ごし方次第で、矯正治療のスムーズさや快適さにも大きな違いが出てきます。抜歯翌日以降は「刺激しない・清潔にする・異常があれば早めに相談する」の3つを意識して、安心して矯正治療に進んでいきましょう。

矯正について気になることがある方は、ぜひ神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックにご相談ください。

access

アクセス

そうあいデンタルクリニック
そうあいデンタルクリニック
〒650-0026
兵庫県神戸市中央区古湊通
1丁目2-5-101
T 078-351-6770
F 078-351-6771
LINEで予約 078-351-6770 ネットで予約