こんにちは。神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックです。
目立ちにくく自分で簡単に着脱できるため近年とても人気があるインビザラインですが、実は誰でもできるわけではありません。今回は、インビザラインの治療制限を受けるケースをご紹介します。
歯並びに由来するケース
その1 重度の叢生
叢生は、歯が重なっていたり、ずれていたりなど、デコボコに生えている歯並びを指します。
美しい歯並びにするには、大きく歯を動かすこと必要ですが、インビザラインは得意ではありません。
その２ 重度の出っ歯
出っ歯は、上顎の成長が過剰で、下顎とのバランスがとれていない歯並びを指します。
美しい歯並びにするには、外科手術で顎の骨を矯正することが必要です。
その３ 重度の受け口
受け口も上下の顎の骨にズレが生じている歯並びを指します。
そのため、美しい歯並びにするには、外科手術で顎の骨を矯正することが必要です。
その他のケース
その１ 重度の歯周病
歯周病に罹っていると、歯を支えている骨が溶けてしまっている可能性があります。重度の歯周病のケースでは、矯正治療によって歯が抜けてしまうこともあり得ます。
その２ インプラントが埋入されている
インビザラインでは歯根膜の収縮によって歯を動かします。しかし、インプラント治療を受けた箇所は歯根膜がありません。そのため、インビザラインが効果を発揮することが出来ません。
その３ 歯が埋状している
埋伏は、歯の萌出が途中で止まってしまい、完全に出てきていないことを指します。
歯茎から出ている歯が短く、マウスピース型の装置を密着することが出来ません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。インビザラインには治療制限を受けるケースがあります。希望する場合は、初めに歯科医師に相談し、結果によっては他の適した矯正方法を選択しましょう。
当院でもインビザラインやその他の矯正治療を行っています。気になる方は、ぜひ一度ご連絡ください。
