こんにちは。神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックです。
透明なマウスピースで歯並びを整えるインビザラインは、目立たず快適に矯正できる治療方法として人気を集めています。その中でもインビザライン・ライトは、比較的軽度な歯並びの乱れに適したプランです。では、インビザライン・ライトでは具体的にどのような症例に対応できるのでしょうか?
今回は、インビザライン・ライトの治療の範囲について解説します。
インビザライン・ライトとは?
インビザライン・ライトは、マウスピースの使用枚数が最大14枚程度までに制限されたプランで、治療期間はおよそ4~7ヶ月と短めです。通常のインビザライン(フル)と比べて費用が抑えられるため、「少しだけ整えたい」という方に向いています。
インビザライン・ライトで対応できる症例
インビザライン・ライトは以下のような軽度~中等度の歯並びの乱れに対応できます。
• 前歯のわずかなデコボコ(叢生)
• 軽度のすきっ歯(空隙歯列)
• 歯の傾きやねじれの軽微な矯正
• 抜歯を伴わない軽度の上下のズレ
• 矯正後の後戻り(再矯正)
つまり、歯の移動量が大きくないケースや、歯列全体ではなく一部の歯の位置調整が目的のケースに適しています。
対応が難しい症例
一方で、以下のようなケースはインビザライン・ライトでは対応が難しく、フルプランが推奨されます。
• 重度の叢生(ガタガタの歯並び)
• 骨格的な不正咬合(受け口・出っ歯など)
• 抜歯を伴う矯正
• 奥歯の大きな移動やかみ合わせの大幅な改善
• 全体的に歯を大きく動かす必要がある症例
このような場合はより多くのマウスピースと時間をかけて調整する必要があるため、ライトプランでは対応しきれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。インビザライン・ライトは、軽度な歯列矯正を短期間で行いたい方にぴったりなプランです。ただし、適応できる範囲には限りがあり、歯並びの状態によっては他のプランが必要になることもあります。
矯正について気になることがある方は、ぜひ神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックにご相談ください。
