歯のアイコン
menu

column

コラム

歯並びを悪くしないために知っておきたい、舌の正しい位置とは?

こんにちは。神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックです。

歯並びや噛み合わせが気になる方は多いですが、その原因の一つに「舌の位置」が関係していることをご存じでしょうか?舌の位置が適切でない場合、歯並びが悪くなったり、口呼吸や姿勢の乱れにつながることがあります。

今回は、歯並びを守るために重要な「舌の正しい位置」について詳しく解説します。

舌の正しい位置とは?

舌の正しい位置は、専門用語で「舌位(ぜつい)」と呼ばれます。具体的には、舌の先が前歯の裏側に軽く触れ、舌全体が上あごにぴったりとついている状態が理想とされています。この位置を維持することで、以下のような効果が得られます。

歯並びを安定させる

舌が上あごに正しく位置していると歯列を外側から支える頬や唇の力とバランスが取れ、歯が動きにくくなります。

顎の成長をサポートする

子どもの成長期に舌が正しい位置にあると顎が適切に発育し、歯がきれいに並ぶスペースが確保されます。

鼻呼吸を促す

舌が上あごについていると自然に口が閉じやすくなり、鼻呼吸がしやすくなります。

舌の位置が悪いとどうなる?

 

舌が正しい位置にない場合、次のような問題が起こることがあります。

歯並びの乱れ

舌が前歯を押す位置にある「舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)」や、舌が下がっている「低位舌(ていいぜつ)」の場合、歯が内外に押される力のバランスが崩れ、歯並びが乱れる原因になります。

口呼吸になる

舌が下がった状態だと口が開きやすくなり、口呼吸の癖がついてしまいます。口呼吸は歯並びの乱れだけでなく、虫歯や歯周病のリスクを高める原因にもなります。

顎の成長不足

舌が上あごにつかないと上顎が十分に発育せず、歯のスペースが足りなくなることがあります。

舌の正しい位置を身につける方法

舌の位置を正しく保つためには、以下の習慣を取り入れることが効果的です。

意識して舌を上あごに置く練習

舌全体を上あごにぴったりとつけ、舌の先を前歯の裏側に軽く触れるようにしましょう。最初は意識的に練習する必要がありますが、徐々に自然な位置として定着します。

鼻呼吸を習慣づける

鼻呼吸を意識的に行うことで、口を閉じた状態が自然になります。日中だけでなく、寝ている間の口呼吸が気になる方は、専門家に相談するのもおすすめです。

舌のトレーニングを行う

舌の筋肉を鍛えることで、正しい位置を維持しやすくなります。簡単なトレーニングとして、舌で上あごを押し上げたり、舌を突き出して回す動きを繰り返す方法があります。

姿勢を見直す

猫背や前かがみの姿勢は舌の位置に影響を与えます。正しい姿勢を保つことで、舌も正しい位置に収まりやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。舌の正しい位置は歯並びや全身の健康に大きな影響を与えるため、もし舌の位置や歯並びが気になる場合は、歯科医院や矯正専門医に相談することが大切です。正しい舌の位置を習慣化し、美しい歯並びと健康を守りましょう。

矯正について気になることがある方は、ぜひ神戸の歯科医院そうあいデンタルクリニックにご相談ください。

access

アクセス

そうあいデンタルクリニック
そうあいデンタルクリニック
〒650-0026
兵庫県神戸市中央区古湊通
1丁目2-5-101
T 078-351-6770
F 078-351-6771
LINEで予約 078-351-6770 ネットで予約